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あなただけに(アヤ編)14

[2920]  ザクロ  2009-12-09投稿
ゆっくり流し込む。
コクッ…コクッ…
彼の喉が小さく鳴る。
アタシは深くキスをした。
フッと唇を少しだけ離し、息がかかるのを感じながら囁いた…

(指示は…それだけですか…?)

(もっと…指示されたい?…)
(ハイ…もっと…もっとです…)

ロマンチックな夜だった。
アタシは可愛く見られたい一心で、従順な部下を演じた。
溶け合うように抱き合った。同化するようにキスを交わし、お互いを舐め合った。
アタシは彼の全身に唾液を塗りたくり、彼も負けずに可愛がってくれた。

彼が背中から胸を愛撫し、クリトリスを撫でてくれてる…

(あ…あ…イヤデス…)

(気持ち良くない…?)

優しく気遣ってくれる…

(気持ちいいヨ…ダケド…あなたの顔が見えないもん…)

彼は耳元で微笑むと、ベッドの枕に向いた。
鏡張り…

鏡のアタシを見つめて言った…

(これなら…いいでしょ?)

確かに彼は見える…でも…アタシも写ってる…恥ずかしくて目を伏せた。

(さぁ…ボクがどれだけあなたを愛してるか…見て下さい…)

(恥ずかしい…)

(目をそらさないで…)

彼の舌はうなじから背中…そしてお尻の谷間まで下りてゆく…

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