遠い日の唄 4
カラオケボックス天国。
入った瞬間、思ったこと。
暖房の暖かさがブワっと包んできて、ようやく一息ついたかんじだ。
ユウ君とやらも何やらキョロキョロとしながらもホッとしたご様子で何より。
わりと長かった道のりで知り得た事実は名前と彼が自称二十歳(絶対嘘…十代確実)
であることと、この近所に住んでないということくらいだ。
もしかしたら…いや、十中八九、家出少年ではなかろーか?
大学生のお兄さん(俺)がなんとか出来る問題じゃないんだが…。
「鋼さん!これ何?」
案内された部屋で、パネル式リモコンを指差し、無闇に弄る少年。
…どうやらあまりカラオケを知らない様子(笑)
「パソコンみたい。面白いね…ほら」
とかいって
はがねさん
とか入れてる(爆)
もちろんヒット0。
あっても歌わないが。
…こいつかわいい。
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