月夜の晩に 6
「ァアッ…ア…せ、んぱ…何で…本…当に…?」
押し倒されて…両腕を引き上げられて、片手で押さえつけられている。
先輩の自由なもうひとつの手が下半身に伸びて行く…
身をよじっても、足と足の間に先輩がいるから動けない…力も、入んない。
「抵抗、そんなもん?」
思わず、涙目になりそうになる。悔しいからとかじゃなく単にパニック。
「ヒアッ…アッ…アアッ」
先輩の指が服の上からアレに触れて、瞬間、はだけた胸元…乳首を吸われた。 突き刺さるような快楽に痺れる…良すぎて、頭が壊れそう。
「イイ?…冷静な顔が崩れたねえ…可愛いよ」
「かっ…かわいくな…あぁ…ハッ…アアア、ヤダ…先輩…嫌…だ…」
腰が蠢く。
焦らすような先輩の指…服の上から優しく、膨らみをなぞるように弄ばれる。 尖らせた舌が、敏感な粒をつつくように刺激してきて背中がのけぞる。
「めちゃくちゃ感じてるじゃん…意外とエロいね」
自分でも真っ赤になるような甘えた喘ぎ声が漏れて、堪えようとしても出来やしない。
「風見…」
切ないような、俺を呼ぶ声…今なら…先輩が手を離したら…俺は、しがみついちゃうだろう。
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