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甘い過ち…(12)

[4338]  Y子  2010-03-20投稿
「えーッ! どこよ?四郎君…見えない!タローはここにいるけど…」
「ここ!見えない?…今、シャンプーしてる…」
「ほんと、真っ暗!何も見えない!…シャンプー?気持ちいい?声だけ聞かせて!…一人で居るの怖くて…来ちゃった。会話しようよ」

「ああ、その方が俺も安心する〜…みどりさんも来いよ。真っ暗だろ。髪、洗ってやるから…その後でタローもシャンプーしてやろう三人ともサッパリしょ」
「えーッ。私も?…だって…………」
「いいじゃん!…気になるなら…下着、着けたままで来いよ〜」
四郎は私が聞こえないかと、気を使い大きな声で話す…

「四郎君、聞こえてるから…そんな大きな声で話さないで。……下着を着けたまま?でも、……四郎君には見えるでしょ」
「そん時きゃ、首だけ出せばいいやん〜」
「四郎君、水、冷たい?気持ちいい?」
「ああ、最高〜!天国〜」
私は迷っていた。…が、
会話はタイムマシーンで昔に返った大学生のものだった。

「シャンプー気持ちがいい?」
「だから、サ、イ、コ、ウ〜…説明出来ないよ〜」
その言葉を聞いた途端、頭が痒くなる!
「…………四郎君のTシャツ…大きいの?…長い?」
「そこの、篭の上にあるやろ〜?…たたんでバスタオルと一緒に置いてる〜…」
私が闇に目を凝らすと篭が目に入った。
Tシャツを広げ胸に当てて見る。
膝上 10センチ程あった。

「…四郎君、……ジロジロ…見ない?」
「だからあ…見えないって!暗くて!」
「じゃ………行く。」
私はTシャツを脱いでジーンズもたたんでスニーカーの上に重ねた。
ブラジャーと下着だけの姿でゆっくりと水の中を進んだ…バシャバシャと四郎が音をさせて、やがてほの白い四郎の顔が判った。

「ぅわ〜、マドンナの髪を洗えるのか〜!…光栄だな 夢が叶うか。青春の夢が。…興奮する」
四郎が両手を差し延べてくれる。
四郎と向き合って座った
男と女がこんな姿勢で興奮しない訳がなかった。
照れ隠しと言うか、無言はいけない…
何か言わねば……

「し、四郎、くん…背中洗って、あげようか…」
とにかく、四郎の目線から逃げたかった。
「え、いいの?マドンナに」
「その言い方……止めて!今度言ったら私、帰る」
緊張のあまり、過激な言葉が口を突いて出る。
「、ゴメン!改める!」
と四郎が素直に言った。

四郎は川底からミカンなどを入れるオレンジ色の網袋を引き上げて私にくれた。
中に石鹸とタオル…流れないように石が入っていた。
頭がいいと言おうと思ったが言葉が出て来なかった。

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