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母の遺言(二十二)

[3321]  バツイチ女  2010-05-03投稿
今日一日が楽しかった。
実家に戻って、こんな気分を味わったことがあっただろうか…
「箸が転んでも笑う」という表現があるが、買い物をしても、暇な時間に表敬巡回する本屋、コンビニの顔馴染みとも笑顔で話すことが出来た。
『女将さん、いつもと違う、いいことがあったのか、笑顔が似合う、輝いてる…』…お世辞にしても、誉めてくれるのは悪い気はしなかった。

そうだ、いいことがあったのだ!…昨夜と言うか今朝方、離婚して以来五年振りにセックスをした

バツイチとして、もう恋愛や結婚は懲り懲りだと思う。……でも…女だから…あの、セックスで絶頂に昇り詰めていく快感は、素直に、忘れられないと思う。誰にも話せない心に潜む女の生理だ。

求めるのは出会いや恋愛、結婚相手ではない。
『快感』だ。
と言って、街に出て不特定多数のセックスでは世間体もあるし、私自身のポリシーみたいなものに反する。
私の経営するアパートの住人 12人(厳密に言えば内、6人)に限定して、月に数回のセックスをすることにしたのだ。

その最初の夜が昨夜だった!
一度のセックスがこれ程、人生観、生き方を変えるのだろうか、と思う。

そして…今夜また…セックスをする!昨夜と違う相手。



夕食を済ませてゆっくりとお風呂に浸かった…。
時間が近づくに連れ、心臓がドキン、ドキンと高鳴ってくる…。
どんな男が来るのだろう …。私が信頼する班長の修さんしか知らない。
彼が相手を決めてくれる

夕べは私も最初であり、恥ずかしさもあり、マスクをして顔を隠して男と交わった。
修の奨めもあって、今夜からマスクを外す。
毎朝顔を合わせる男の中の一人であることは確かだ。マスクを外すことに私は度胸が要った。

薄く夜化粧をした。
昼間に着て見た赤い襦袢を着た。
丈だけを合わせて帯を巻いた。…胸が不整脈のように高鳴る。
私は、グラス半分のワインを飲んで布団に入った
枕は二つ並べた。
照明は、一番暗くしてある…。 時計を見る。あと 15分もしたら…来る!

私は胸で指を組んで目を閉じた。やけに時計の秒針の音が高い。
神経が研ぎ澄まされる。

『失礼します…』

男が入って来た!
私は眠った振りをしていた。…男が上を脱ぎ、スボンを脱ぎ、布団に入って来るのがまぶたの裏に写しだされた…。
私はそっと男に向き直った。

『駿くん…ね…』

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