「いやなら、やめる」 半笑い。 …意地悪すぎだろ…。 「…や…ない…で」 「聞...
「桜…ヤラシイ(笑)」 からかう唇、リイチ、ダメだ、考えが…まとまんない…! 容赦...
俺は勝手だ…とんでもないエゴイストだ。 あんな優しいリョウより意地悪で読めない、ギャップ...
どこだ…? 月明かりが眩しい。 いつかリョウがリイチを氷で出来た月、と例えたこと...
リョウが復活したのはそれから2日後。 俺は黙って看病していた…リイチはやっぱり、普通だっ...
俺は凄い勢いで跳ね起きてベッドから転げるように飛び出した。 リョウは俺にぶつかってよろけ...
リョウの手が、軽く俺の手首を掴んでいた。 その熱さに驚く。 さっきより上がってる? ...
それから1週間の間、不思議にもリイチは何もなかったように接していた。 どちらかと言えば、...
寮に入って、俺は心を落ち着ける為に何回も深呼吸した。 自分の手で処理する気にはどうしてもなれ...
俺は周りに不自然に思われないようにチーズハンバーグを食べていた。 味はしないんだけど。 ...