無抵抗、というより諦めの極致な状態の簓を容赦なく攻める。 揺すった部分から透明な液体が零れ...
「っん〜!」 悩ましい声をあげないように必死で遮る簓の手の甲を舐め、少しずつ少しずつ…薄皮を...
「…っ」 唇を噛まれて、引いた。 冷たい、貫く目。 「俺は…そういう趣味はないんで...
「矢倉さん…」 揺さぶられて、まどろんでいたことに気づいた。 常に暗いから寝たいとき...
「暗闇ってのは気が滅入るね…」 ぼそぼそと買い置きのパンを二人で食べ、なんとか会話を絞りだそ...
夢なき夜を越え、起きた時 カーテン越しには変わらない闇が。 星も月もない漆黒が我が物顔...
しんとした空気。 雨は帰ってこない。 月明かりもなく… 寝息も…ない。 背中...
「大丈夫…根拠はないけどな、生きてるんだから」 「…貴方を、跳ねた時、笑っちゃうでしょ?俺と...
冷たい沈黙。 一言でも発したら止まらなくなる、お互い。 二人は静まり返ったアパート...
入りますよ、と声をかけ、靴を脱ぎあがる。 普通なら絶対しない行為。見つかれば警察沙汰。 ...