「聞けばお前が紫乃のやつを与兵衛の所に連れて行ったそうじゃねえか。俺はな、お前に免じて紫乃のやつを譲...
※ここまで読んで下さった読者様へ。 2/8投稿した分で番号表記をタイトルに付け忘れてしまったものが...
「俺もだ。今までずっと抑え込んでいた物が破裂してしまったようだ。このような好色者は武士として失格だ」...
胸板の汗を拭いながら、紫乃は与兵衛の顔を潤んだ瞳で見上げた。 「お、お前……」 「もしお理津さ...
「あ、あの……」 紫乃はちょこんと部屋の隅に正座し、板敷きの木目を見詰めている。顔が少々赤いのは...
「いいって事よ。その代わりと言っちゃあなんだが、お前んとこの夜鷹にな、掃除をしに来て貰いてえんだ」 ...
「おう、与兵衛じゃねえか。何こんな所で油売ってんだ」 そこには裃を穿き、身なりを調えた久間の姿が...
町は晴天。運河沿いの通りを河岸町に差し掛かった辺りで左に折れ、商家の並ぶ町屋へと入る。その中に小ぢ...
「んんんんんっ!」 上半身は紫乃に、下半身は与兵衛に攻め立てられ、狂おしいまでに乱れる。根元まで...
「これじゃぁ寝れもしないだろう?」 布団を跳ねのけながら起き上がり、お理津が言った。やがて、その...