一人きりの部室で、描きながらフッと筆をとめた。 先輩のオモチャになってから2ヶ月か。 ...
アートコンクールに出す作品…思いの外先生の評価が高かった。 先生に言わせると 俺の超現...
俺たちの関係がバレることはまずない。 相変わらず葉瑠先輩は女子に囲まれてるし俺は浮いている。 ...
ことが終わった後で、俺を気遣うように見つめる先輩の目を虚ろに見上げていた俺は自分が泣いていたこ...
葉瑠先輩の指先が、俺の全部になる。 世界はいま、葉瑠先輩に集約されている。 俺は怖...
なんなんだろなあ…。 最近、思う。 雪丸がおかしい。 ライヴをやることに決定し...
アリス、と声をかけた相手は解ってる。 大翔だ。 モト君と同じくらい人気があって、同じくらい...
「アリス!」 部室に入るなり、大翔がドラムを叩く手を止める。 金髪とゆーよりはもう白に近...
パクパク焼きそばパンをかじるモト君を見つめる至福の時…。 実際これが鯛焼きだろーが豚の丸焼...
雪丸の、焼きそばパンをかじる俺への熱い視線を感じながら食う。 確かに…うまい。 パンが...