『それで…その松本さんも…お守り、持ってたのかしら…』
女はこっちのペースで陰毛や尻の毛を刈らせてくれる……
『お守り?さあ…それは…あッ、奥様…お尻を上に…天井に向けるように…穴です、穴を!…』
『このくらい?まだ?』
『ああ、いいですね!…事務局長に今度、聞いて置きますよ。お守りを持って行ったかどうか』
『それは…聞かなくていいわ…ちょっと気になっただけ…』
『奥様…終わりましたよ…スッキリしました!…お尻の穴も…可愛いですよ…まさか、ここにチンポなど入れられたことはないでしょうね、奥様』
『…………………』
女は急に黙り込んだ…。
『奥様!あるんですか?チンポを入れたんですか?ここに』
『………まだ。…小倉さん…来週、小倉さんと、するでしよう?妊娠したのが判るのはいつ頃?』
『ドラッグストアで売ってる試薬で判りますよ。可能性はね。でも、受胎して成長する過程をみながら最初に正式に、生命として認められるのは三ヶ月です…何か?』
『…絶対的秘密事項…に関係するけど…京都で約束した人…もう大事な子供を妊娠したら会わないけど……去年会った時、…お尻、ちょっと…されて…今年は拡張?…あれ…やろうって…』
『ちょっとされた って、チンポを入れたんですか奥様!お尻』
『…それは…まだ。指で。…中指と…親指が入ったって…言って…でも…私…嫌じゃなかった!妖しかったです気持ちが悪くはなかった…期待してた…かも…』
『奥様、お尻は簡単に考えないで下さいよ。男は必ずゴムを着けて、女性は清潔に、拡張には時間を掛けて…オマンコ、耳、鼻、口、目 は内蔵が体の外に触れるヶ所ですから…粘膜になってて…粘膜は傷つき易いんです』
『…小倉さん…必ず私…妊娠させて!…私、何でもします。妊娠したら…京都に行かなくていい!…でなかったら…私…また行っちゃう!誘惑に負ける!私、弱い…』
『判っていますよ奥様!…ただ、私も考えてるんですが…ご主人の前で…私と何でも出来ますか?奥様。京都でやったようなことが…』
『……………………………………………私…主人の前で……出来ない!』
俺は女の尻の下の新聞紙を片付けながら考えていた……。
この女は寂しいのだ。
極度の欲求不満なのだ。
女に俺とのセックスを存分に楽しませてやりたい。