ぴちゃ、ぴちゅ……。
いやらしい淫乱な音が静かすぎる自室の室内に響き渡る。
マウアは僕のモノの先端を舌先でちろちろ、となめ回したり、根元あたりを甘噛みしたり……と、とにかく天に向かってそそり立つ僕のモノを弄んでくる。
うはっ!
めちゃくちゃ気持ちいい。
ふっふっふ!
いい様だなマウア。
僕の事は、これからご主人様と呼べ。
これから可愛がってやるからな。
「ふっ、このメス豚めが」
何を思ったか僕の口が勝手に動いていた。
「うわっ、急にすっごい乗り気になった。ガンくんってば、エロいね」
…………。
「……って、ちがーう!」
その通り、どう見ても可愛がられてるのは僕のほうだ。
「僕を開放しろー」
叫んではみるが……。
ちゅぱっ。
返答の代わりに亀頭の尖端にチュっとキスされた。
それだけでも、今の僕には頭に強烈な電撃が走り渡る様な快楽がおそいかかる。
マウアが僕のモノを舌を使って奉仕するたび、その赤い髪が、ふわりと風にのった羽根のように揺れる。
「もう、やめてくれー、この鬼、悪魔、姑ー」
「そう、大正解、私は悪魔だよ」
マウアがそう言った瞬間、急にモノが生暖かい何かに包まれた様な感触がした。
まさか……?
じゅぽっ……。
考えるより早く、マウアの小さな頭が上下にゆっくりと動き始めた。
「うぁっ……」
今までとは違う、物凄い快感が僕の体を痺れさせる。
じゅぽ……じゅぽ。
これは、ふぇらちお?
マウアは、小さな口でくわえ込んだ僕のモノを口を使って上下に擦り付ける。
ちゅぽ、じゅぽ……ちゅぱ。
「ばっ、も……やめ……」
相次ぐ波状攻撃で巨大要塞である僕のモノにも、そろそろ限界が訪れそうだ。
「ほぅ、ひもひいい?」
マウアは僕のモノにしゃぶりつきながら何やら言葉を発したが、全くわからない。
強いていうならへブライ語に近い発音だ。もしくは入れ歯をなくした婆さん。
「も……出るっ、やめろ……」
僕の限界の合図を聞いたマウアは、ラストスパートと言わんばかりに動かす顔と口のスピードを早めだした。
じゅぱ、じゅぽ、じゅぽ。
も……、ダメ。
要塞は破棄する……。
総員退避せよっ!
「うぁ……出るっ、出るっ!」
ドビュっ、ドピュ!
一瞬、マウアの口内で膨らんだ僕のモノは、溜まっていた精液をマウアの口の中に放射した。