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悪魔ッコと僕〜ごちそさま〜

ウグイ  2006-04-28投稿
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「うむっ、んむぅ……」

一瞬、濁ったマウアの苦しげな声が漏れた。

しかし、すぐに喉を鳴らすごきゅごきゅと言う音が小さく聞こえた。

つぅか、僕のあれを飲んだのか。

「ぷはぁ、おいしかったぁ」

僕のモノを飲み干したマウアは、僕のモノから口を離すと背中を向けていた僕に、跨がったままこちらに向き直った。

そして、正に悪魔に魂を抜かれた人の様に呆然とした顔で荒い息を整えながら天井を見つめる僕を見たマウアは、ニヤリと悪戯っぽい表情を見せた。

「濃厚なの、ごちそさま。たっぷり出たけど、最近一人でやってなかったの?」

ああ、そうだよ。
貯めてからやったほうが気持ちいいからな。

「……って、ちが……」

お決まりの台詞を言いたいが、さっきの余韻が残っているのか、体ががくがくして動かない。

それにしても、人にやって貰うのがこんなにも気持ちいいとは……。

つーか、フェラチオ初体験が素性の知れない悪魔ッコ……悲しすぎる現実だぞ。

マウアは、そんな情けない僕の顔を見つめながらテヘッと笑った。

「ごめんね〜、私、こっちの世界じゃ人間の精液を飲まないと生きてけないんだぁ。まっ、願いを叶えてあげる代償ってコトで……」
そこまで言うとマウアは、両の手をぱんっと合わせて片目をつぶりながら首を捻って『許して、ダーリン』のポーズをとった。

許す……じゃなくて許さん。

だが、ここで自分でも不思議な現象に気付く。

何と、先ほどたっぷり放出した筈の僕のモノは、未だビンビンなのだ。

おお、一体どういった原理だ?

それに気付いたマウアは、淫乱な表情でわざとらしく頬を赤らめながら僕にこういった。

「へぇ、まだ元気だねぇ。どうする……本番いっちゃう?」

悪魔ッコと性交……悪魔ッコとできちゃった婚……悪魔ッコと国際結婚ならぬ別次元結婚……悪魔ッコのお父さんに挨拶……娘はやらん、と一喝されボロ雑巾の様に切り刻まれる……。

考えただけで寒気が走るサクセスストーリーだった。
「そ……それだけは勘弁してくれ」

最後の力を振り絞ってマウアに哀願する。

これが僕がマウアに願った第一の『願い』だった。

「な〜んだ、つまんないの。まっ、そだね〜、ドーテーの卒業はやっぱり人間の女の子がいいよね〜」

「ああ、それはもうそうだ」

後にこの言葉が、あんな惨事を巻き起こす事になろうとは……。

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