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となりの芝生【3】

SY  2010-06-02投稿
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私は奥さんの書いた物を見て、階段を駆け降りた。電話機からFax用紙をちぎってマジックペンで大きく書いて、2階に戻った。
『奥さんも、さわって見せて下さい』

奥さんは椅子のような物を引き寄せ、片足を上げた。
陰部に指を当てながら双眼鏡を覗いている……
私もオナニーをするようにペニスを摘んで動かした!
もう既に完全に勃起していた!
『スゴイです。横を向いて。横からも見たい』

私は横を向いて奥さんに見せた!痛い程に勃起していた!
私は壁のカレンダーを破いて裏に書いた。
『痛いくらい立っています。ダンナさんと比べてどうですか。もう、堪りません』

『ながぁい!!すごい!主人は今月は帰れないです。私も、ガマン出来ないくらい。明日も、こうして会えますか』
『会えますが、また、たまらないまま会うのはイヤです。オナニーはイヤです。近くで奥さんのを見たいです』
『奥様のお仕事は?何時にお帰りですか?』

『朝の10時から夕方6時までで、帰るのは6時半です』
お互いに双眼鏡を見ながらの筆談が続いた。
『勝手口にジョンをつないでおきます。カギは掛けません』
奥さんが胸の辺りで手を振るのが双眼鏡で判った

私は明日の事を考え、勃起したペニスを辛うじて我慢した。
居間の壁の妻のシフト表を確認したが間違いなかった。その日の夜勤はウキウキ、ドキドキのし放しだった…。

妻はいつも一時間前に家を出る。
私は妻の出掛けるのを確認して隣の家の門扉を開け、勝手口に回った。
ジョンが嬉しがって尾っぽを振った。
いつもの散歩コースを歩いた。10時前には帰りついて勝手口につないだ。

ドアをノックして中に滑り込むと、スリッパが揃えてある。
「どうぞ・・・・」
と声が聞こえた。
カーテンを閉めきった居間にエアコンが適度に効かせてあった。
居間に上がるのは初めてだったが、畳敷きの和室になっていた。

「ぅわ〜!畳ですか…いいですね、和室の居間も」
私は何から切り出していいか判らず、取って付けたように言った。
「ええ。船乗りでしょ。だから畳がいいって。洋間は船を降りた気がしないって主人が言います。うちは全部、和室。」
と奥さんが言った。

それでも窓際の一角には絨毯が敷かれソファの四点セットが置かれていた
「ジョンがいつもお世話になります・・・・」
私を二人掛けの方に座らせてコーヒーを薦めてくれた。

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