翼と悦子は、外に出掛け出した。
翼『何処に行きたい?』
悦子「最近、駅近くにできたcafeに美味しいパイがあるんだって!」
翼『行ってみよっか!』
2人は、久しぶりの外でのデートをした。
悦子「ここで、次の店決めてこうよ」
翼『うん』
パイとカプチーノを食べながら楽しい時間が流れてた。
この一時が、翼にとって一転する出来事が起こった。外を眺めてたら、アキが友達とこの店に入って来る姿が目に入った。席が程近くに座り話し声が聞こえる位だった。
翼は顔を隠すようにし、悦子にも気付かれないようにした。
アキ「アタシ、ピーチパイにしよ」友達「最近、恋してるから綺麗だね!」
アキ「本当に!?でも、マジやばい位好きだもん!!優しいし、面白いし…」
話す声がまる聞こえだ。
翼『ねぇ、ソロソロ行こう』
悦子「何処にする?」
翼『街歩いて探してお腹空かさないか?』
悦子「そぅか!いいね」
席を立ち、翼は悦子に身を隠しながら気付かれないようにアキの横を通った。
悦子「ねぇ!美味しかったでしょ!?」
翼『うん』
悦子「今度、買って帰ろ」翼『うん』
悦子が先に店を出た。
会計してる時、アキの友達がトイレにたち翼の横を通った。