んっ…
切ない声でイッた先輩のを飲み下して、見下ろした。
放心しちゃってる先輩の、うっすら汗かいてる額を撫でると僅かに目を見開いた
「…誠司…君」
「なんですか?」
にっこり笑って、深く屈んでキスを。
どうせ嫌われちゃうならしといた方が得だしね…。
「…もしかして…あの…ぼ…僕の…ンダノ?」
??
キスで目覚めた俺の姫は起き上がってなんかゴニョゴニョ言ってる。
「なんすか?聞こえない」
はだけた上半身を隠すようにクッション抱っこして、真っ赤になってる。
「だ、だから…僕の…の、飲んだの?」
…そこですかww。
やっぱり変わってんなあ、この人ww。
「ええ、まあ。吐き出すなんてしませんよ、先輩のなんだから」
先輩は「わあ」とか言って布団のなかに隠れて、なかで「嘘だ〜」とか呟きまくってる。
…可愛い〜なあ、もう。
隠れちゃってる布団引っ剥がして、「せーんぱい」とか声かけると無理に冷静ぶった顔で睨んでる。
「なんだよ〜!もう!」
見つめ合って…お互い我慢の限界!
笑っちゃって笑っちゃってゲラゲラ笑って、猫がじゃれあうみたいに俺も布団に入ってまたキスした。