…。
しばし変化した俺の前でコットンかたまる。
唖然として俺を凝視。
…あんま見られるとはずいんだが…。
「おい、こらコットン!」
その声に、
彼はようやく(゜ロ゜)!こんな顔で正気を取り戻したあと、ガックリ項垂れた。
「あ〜!!」
「な、なんだよ、あ〜!って…それよりなあ、凄いだろ?」
コットンは虚ろに頷き、げんなりした様子で俺から離れた。
「でもさあ〜、おい、こらはないだろ?一気に冷めたじゃんかよ〜」
甚平ヤローうるさいぞ。
そして彼はおもむろに目を輝かせた。
「なあ、サトッち!…頼みがある」
「は?」
コットンは満面の笑顔で
「コットンじゃなくて…寿くぅん、って呼んで!」
…馬鹿か?
俺があまりにもシラッとしてると、奴はため息をついた。
「そんなんじゃ、せっかくの衣装も無駄だな。ボロキレ以下だぜ」
こ!
こいつう〜!!
どこまで上から目線?
あームカついた!
マジでムカついた!
にゃろ〜、見てろよ!
俺の闘争心に火がついた。
やってやる…!
心もメイドになりきってやる!!