なんだか私は、いやらしい気持ちになって、先生に迫っていった。
「?!!ユキ?」
「…」
上目遣いで先生を見つめ、右手で先生の体に触れた。すーっと胸板を上下に撫で、左手を先生の右頬に這わせ、ゆっくりとキスをした。
「!!!」
ゆっくりと唇をはなした。
「先生…好き…」
やばいな私…。酔っぱらってるみたいな感じ。体が熱い。頭がぼんやりする。何も飲んでないのに。どうしよう…。触って…先生…。なんか私、大胆になってるし。
「ユキ…どうしたんだよ?」
「あ…熱い…」
「えっ?!!もしかして…」
先生が私のおでこに手を当てる。その後急いで布団をかけられた。
「??」
「お前…熱あるじゃねぇかよ…」
え…?熱?そう思ったら先生が私をギュッと抱きしめた。あ…煙草の匂いがする。なんか安心するなぁ…。
「気付かなくてゴメン…」