翼は振り向かずにエレベーターに乗り帰ってしまった。
最近、慣れのせいかこんな些細な喧嘩も多くなった。
翼はBlackに行き、酒を飲んでいたら、アキから連絡が入ってきてたが出ずに無視していた。
そこに、いつか遊んだ事のある優が声をかけてきた。優「今日は1人?」
翼『…あぁ、飲む!?』
優「うん!!」
1杯飲んでから、トイレに連れ込み、激しくお互いの唇をむさぼり合うように吸いあった。
優「抱いて…」
翼『今日は、飲みに来たんだ、抱けない』
優「あれから、ずっと抱いて欲しくて」
翼『さぁ!!飲もう!』
戻り、飲み始めた。
優は翼にペッタリくっついていた。
しばらく、イチャイチャしなから飲んでいたら後ろから声がした。
「ねぇ!!何やってんの?」振り向いたら、アキが腕を組んで仁王立ちしてた。
思わず息を飲んでしまい、直ぐに優を離した。
アキは翼の腕を掴み外に連れ出した。
アキ「何やってんの?彼女ならともかく、別の女とイチャイチャして」
翼『す、すいません…』
アキ「とりあえず、家に帰るよ」
無言のまま、車でアキの部屋に帰った。
アキ「何?あれ!?」
翼『アキと知り合う前に、1回だけ遊んだコです』
アキ「今日は何?」
翼『偶然、会った』