「なあ、俺ら完璧に非常じゃなあい?」
「それ言うなら異常」
コットンが荒く息をついて答える。
だからさあ、異常って言いたくなかったんだって。
膨らみはもう、弾けちゃいそうで。
俺も同じなわけで…。
お互い触り合いながら、もう一歩先に行くの怖がってる。
だって、親友。
でも、だからって、じゃあ…。
「我慢、できない」
「うん」
俺は、スカートの中のトランクスを膝まで下げられたのを感じた。
直に触れられて、背中思いっきり仰け反って。
スカートのひだに頭隠したコットンが、殆ど躊躇なく俺のを舐めた時…あ、やっぱ異常、って納得した。
なんで嫌悪感ないの?
なんで、コットンはそんなんできんの?
あ…あ、あ、あ、も、わかんな…。
「出してもいーよ」
ち、ちょっと…。
ずるくない?
俺ばっか!
「ことぶ…きぃ…ストップ…ずるいぃ」
ぱっとスカートから顔あげて、にやって笑われて。
じゃあさ…って言って甚平の下、床に落とした。