「功一郎さ…お願…い」
既に何度か肉棒が出し入れされた。
美紀もわざとだと分かっていたが、
熱く堅い男根の感触は、
完全にクセになっていた。
また功一郎は中程まで入れた。
「っはぁ……あ…もう少し…奥に…」
「いやらしいですよ、美紀さん…」
「っあ…ああッ!そこ…!!」
美紀の一番敏感なところまで、ようやく功一郎は挿入した。
「ご褒美です…!」
功一郎は肉棒を膣内の肉壁に沿って回して、動かした。
「ン…〜〜〜〜っっああ!!いいです…!」
美紀も腰を動かして応じた。
「まずは後ろ向きでしたね」
彼女の要望通り、
ゆっくり、かき混ぜるように突き始めた。
まだ奥の奥まで挿入はしていない。
「こうい…ちろう…さ…ん!」
だんだん激しくなる挿入に、美紀は悦びを隠せなかった。
夫がここまで手の込んだ前戯をしてくれた覚えはなかった。
何より若くて、一番盛りのある男性のそれは、欲求不満の美紀には最高の褒美だった。
ベッドシーツを掴んで挿入に応えた。
本当は叫びたいほどの快感が押し寄せていた。
「はぁ!はぁ!!…ああ!…功一郎さ…!イ…イっちゃう…!はぁ!」
急速に挿入が速くなり、
美紀は絶頂に達しかけた。
そのとき、功一郎は熱くなったままの男根をゆっくりと抜いた。
「!!はぁあ……そんな…!」
美紀の額から、汗が滴り落ちた。
体は完全に、絶頂の手前だった。
「美紀さん……僕も正直危なかったです…」
「な…中に…してもらって、構いません!本当に…」
美紀は、はだけたワンピースを整え精一杯取り繕ったが、息は乱れ、頬は紅潮し、何より脚の間が疼いて仕方がなかった。
「いえ…美紀さん、あなたとはもっと色々してみたい。今日は料理で言ったら”仕込み”です」
「そんなの…!人を食材みたいに…」
功一郎は美紀の首筋から肩先、鎖骨、胸元を優しく舐めおろした。
「っん・・・・ぁあ…はぁぁ…ぁ…」
「こんな最高級の食材、滅多にありませんけどね…」
「こ……ここが、熱くて…変なままです………責任を」
美紀はもてあそばれながらも、
裾を握って、悔しさを訴えた。
「責任は、今度とります。今日は敢えて別れましょう」
「!!功一郎さん…!嫌です!」
(こんな状態じゃ…帰れない…!)