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予感 6

輪廻  2010-09-29投稿
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「美紀さん、約束して下さい。彼氏もしくは旦那さんがいらしても、次に僕と会うまでは…」

功一郎は美紀の唇を優しく、自分の唇で塞いだ。

「交わらないと…」

「約束なんて…ぁ…功一郎さん…」

美紀は乳首を軽くいじられ、
表情を崩した。


「約束して下さい」


「非道い人…ぁふ……ふ…ぅんん…」

「んん……ん」

二人の唇の間に、唾液が、
ゆったりと糸を引いた。

恥じらいだまま、美紀は呟いた。

「約束…します…」





それから3日が過ぎた。

台所に立って、
夫の朝飯の片付けをする美紀の脚は、
一筋、愛液が零れてつたっていた。

(ぁ!…やだ…また……)

この3日間は寝不足と妄想で疲れ果てていた。
反比例して、欲求だけがどんどん増していた。
夫に迫られても、生理で少し調子が悪いと嘘を吐いていた。

調子が悪いのは事実だが、原因は功一郎のせいだ。

ちょうど明日から夫は出張だ。
一週間ほど家を空けるからと、
美紀を心配していた。

気持ちは嬉しいが、美紀には功一郎しか頭に無かった。

(欲しい……)

功一郎の肉棒が思い出された。

(大きくて、太くて、堅くて、男の人の匂いがして……。)

膣内に当たる感触、温度、びくびくとしたうねり。

(欲しい…欲しい…)

「!」

もう一筋、愛液が脚の間から零れて落ちた。

「ッ〜〜〜!!」

奥歯を噛み締め、美紀は欲求に耐えた。
こんなに禁欲したのは、生まれて初めてだった。

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