「成美さん…!!!成美ぃい…!!!」
ズチャグチャと、床の水と相まって激しい挿入音が休憩室に響き渡っていた。
「守ぅっ!!守…守!!!」
2人は挿入を続けながら、ディープキスを交わした。
「んんっ!!」
「っぅふ!!」
「……ぅぷ…っはぁ!!」
「はぁ…!!!成美ぃ!!」
「まも……る!ああああっ!!!」
守は最後の瞬間にギリギリで抜き、
なんとか外に射精した。
「っあぁあ!!!」
「あぁ!!っはぁ!!はぁ!」
「ぁあ…!あぁ……ぁあ…!」
成美は守を見つめて、謝った。
「ごめんなさい……私なんかのために」
「…はぁはぁ…いえ…成美さんの…ためだからこそ……です…」
守は壁に背をもたれて、一息ついた。
「シャワー室でお互いきれいになったら、今度こそ着替え…とってきます…」
「お願いします……バッグに全部入ってるから…あれさえあれば…」
「とりあえず…この服……乾かしますね」
守は、あとで自分が着ることになるシャツと下着を、小さな物干し竿にかけた。
「成美さん……起きれます?」
成美は苦楽しながら首を振った。
「ふふ、お恥ずかしい…。力がぜんぜん……入りません」
成美をおんぶし、休憩室から移動させ、
持ってきていたタオルをありったけかけた。
「なんかバスローブみたいですね」
「色が一枚一枚全部違うじゃないですか。
あ……でも、あったかい」
「成美さん、ずっと水に浸ってたから冷えましたよね」
「ま、守さんが押し倒すから…」
「ド、ドライヤーがあったんで、シャツ乾かしてきますね!」
休憩室に向かった守を、成美は笑顔で見送った。