「源三さんがやんないんだったら俺が先にヤルぜぇ? こんなエッチな身体をしてる女、初めてだからなあ? 」
え、アタシの身体って、そんなにエッチなの?
「そんなにガッツクなよ謙一、この女ヒイヒイ言わせてやんねえと気がすまねえ?? 」
「さっさと入れちまってヒイヒイ言わせりゃ良いじゃんか? 」
「そんなんじゃ言わねえよ、このアマ。おい二朗、こいつのバッグの中身を見てみろい。」
見るなあ――ッ??
「財布と化粧道具、学生証に携帯… それに何だこりゃ? あ、オシャブリかあ、3つあるぜえ、ホントに子供がいるんだな。」
「学生証はゲットしとけ。携帯はSDカードが入ってるか? 」
「ちょっと待って… あっ、入ってるな。」
「じゃあこの女を犯るとこ撮っといて保存しとけ、後で使えるからよぉ? 」
「ラジャ? 」
なんだか悪巧みを考えてるみたい? どうしよう… ?
『チャンチャララーンン?』、ふいにアタシの携帯が鳴った。この着信音はゴロちゃんだ、助けてえぇ?
「脅かすなよなあ、急に鳴りやがって?? なになに【ゴロちゃん???】だあ? 旦那かあ? 」
アタシのピンチに気づいてゴロちゃん?
着信音が止まった、辺りが一瞬静まり返る。
「謙一は車から薬を持ってきてくれ、注射器もな?? 」
「こんな格好でか? 」
かなりいきり立っているレゲエの不良のチンチンだった。それにしても薬〈ヤク〉って、まさか覚醒剤??