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two YOU 4

輪廻  2010-10-30投稿
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「え、あ…ごめん……。…?
なに、これ?」

「っ…いいから出てけ」

真菜は蓮一の脚の間が異様に盛り上がっていることに気付いた。

「な、なんで怒るの…?」

「出てけ…いいから……」

真菜は本気で心配している様だった。

「お医者さん行こう…。蓮兄が昔からお医者さん嫌いなの知ってるけど…」

真菜はどんどん胸を押し当てて、そればかりか指先で盛り上がっている部分を突っついてくる。

「おま…えっ、馬鹿っ…!ぅ、ん!」

「蓮兄?!ごめん…。やっぱり痛いんでしょ!?」

真菜のシャンプーの香りが、脳内にまで入ってくる。
彼女の唇が直ぐそばで艶やかに動いている。

「蓮兄、真希呼んでこようか…。
やだ、どんどん腫れてきてる…」

「ちゅ、中学で習ったろうがっ…!」

「?なにを?」

全教科を通じて、真菜が授業のことを覚えているわけがなかった。
今の高校に入れたのも奇跡に近かった。

「だっ…だから…男は…その、なんて言やぁいいのか…っん!さ、触るな!」

「ごめん…なんでだろ。触りたくなる……」

真菜はじっと蓮一のそれを見ていたが、
部屋のドアが突然開き、真希が入ってきたので、二人は声を上げ驚いた。

「わあっ!!!」
「うおっ!!!」

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