入ってきた真希は、下着姿だった。
「!!?」
「蓮兄、真菜と……したんだ」
「し……してない!だから…さっきのは違う!」
「今日は。してないんでしょ?
いつも真菜にばかり優しいから…。
二人が……そうじゃないかなって…、
思ってた……」
真希はぼろぼろと涙を零し始めた。
「なっ…なに言って…待てよ!
俺は二人に平等に接してきたろ!?」
「じゃあ!じゃあ……私にもして…!
真菜にするみたいにっ!
優しくしてよ!!」
真希はいつもと違う、少し子どもっぽい声で小さく叫んだ。
「なに言って…?真希?」
「お父さんがいる間は、ずっと隠してたんだよ………蓮兄が…好きなこと」
真希はブラのホックを外して、
部屋の鍵を閉めた。
「私がお風呂に入ってる間に、毎週、真菜としてたんだ?」
「違う!!真菜が…真希の歌ってる声が聴こえるって…!教えてくれただけだ!」
「だから……真菜は毎週毎週、早起きして……蓮兄と……私の歌を聴きながら?」
「やめっ……ま…き…!」
真希は蓮一のズボンから下着まで全て下ろすと、分かっていたようにしゃぶりついた。
「くちゅ、くちゅ…ぷは。こんなに大きいのを…真菜に入れてたんだ」
「真希っ!…ぁ!…やめよう!なっ!
真菜としたことなんか無い!」
真希はブラを脱ぎ捨て、たわわな乳房を兄に見せた。
「蓮兄と真菜と…お母さんと…。昔、よくお風呂入ってたよね」
「真希!……頼むから」
「ほら、こんなにおっきくなったんだよ?」
蓮一は無理矢理、真希の乳房を掴まされた。
「蓮…に…ぃ…はぁ…真菜と…どっちが…いい…?」
「やめて…くれ……」
真希は顔を背ける蓮一に、涙を流して訴えた。