黒のレザージャケットに、ヴィンテージジーンズ、とゆーワイルドチックな服装で双葉が来た。
スッキリした顔立ちに合ってるし高身長なのが活かされてる。
双葉って制服より断然私服のがいいな。
「待った?」
にっこりする双葉に、 「別に」とか答える。
やば、今のは可愛くないよな…あ、でも素直になれないキャラだからいーのか。
「行こうか」
「どこに?」
双葉が「飯!腹、スゲーすいてんの。風介、何食べたい?」
「え?…ん〜、どうしよーかなあ…じゃパスタ!」
双葉「決定〜」と笑って俺の頭をクシャッと撫でた。初めての行為にギョッとする
「な、なに?」
「え?いや、可愛いから」
…かっ…
か、か、可愛い?
俺が?
女子にはしょっちゅう言われるこの言葉、なんで双葉が言うと…。
あ、そっか、双葉は俺が大好き設定だった。
にしたって、あんまり自然だから驚くっての。
サイゼリアに入って、客にガンミされる。
確かに♂同士で2人きりで…ってあんまないよな。
いや、あるけど、多分双葉が目立つからな。
「…俺ら浮いてない?」
「気にすんな。他の奴等なんかどーでもいい」