「わ、笑うな!!」
双葉が、ぐいって覗きこんで…そのままキスされて。
「風介、俺を好き?」
こ、こんだけ泣いてんのにわかんねーの?
キスする前に聞けよ!
「…ん」
「ん、じゃわかんねえ」
…(`Д´)モー!!!
「…好き」
…あー、はずい!
「俺のが好き」
…(`・ω・)ナニソレ!
負けないよ、って言おうとしてまたキスされて。
今度は長い長いキス。
気持ち良くなって、涙も乾いて溶けそうになって、もっともっとってなるキス。
「エロい顔」
双葉がにやけて言うから、赤くなるのがわかる。
「エロくてもいーじゃん」「いーよ、好きだから」
「んっ…ち、ちょっ…」
まてまて!!!
いくらなんでも公園でマズイってば!
とか思いつつ舌、絡んじゃってたら…
…(°Д°)ギ…
(゜д゜;)ギャー!!!
「ふた…双葉、後ろ!」
へ?って顔で振り返った双葉の頭に…響先輩が台本を打ち下ろした。
「何しとんじゃい、おまえらはっ(▼皿▼)Ψ!!!
説明しやがれ、このクソ坊主どもが!!!」
お、鬼の形相!
俺たちはベンチで、ヒィ〜って抱きあっていた…。