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母・女・メス 3

ザクロ  2010-12-09投稿
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ヒロキは母についての彼らの話題が嫌だった。

「まだ夫婦で営みとかあんのかな?」

「あるよあるよ。あれなら全然イケる。ヒロキ、覗いたことねえの?」

「気持ち悪いこと言うな、バカ」

「まぁ自分のお袋ならそうだよな?うちのお袋・・・オエッ」

「だろうが」

「いや、しかしお前のお袋さんは別だ。」

「もうオバサンだぜ?太ってるし」

「いやいや、あのくらい肉が着いてる方がいい。あれ太ってなんかないぜ?」

「う〜ん、ヤりたい」

「しばくぞ」

部屋では冗談で済んでいたが、あまりいい気はしなかった。

そういう邪な目で見られていることも知らず、お世辞に気分を良くしている母がまた嫌だった。

「たまには若い男の子に刺激をもらえば痩せるかしら。」

馬鹿なことを言ってる。

「言ったろ?もう連れて来ないよ」

「んもう」

夕飯が済んで、風呂から上がった涼子に電話が鳴った。

「あら、お父さんだわ。はい・・・」

慌てて出たらしく、ネグリジェのボタンを留めながら話している。

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