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母・女・メス 31

ザクロ  2010-12-11投稿
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「隠しちゃいない。だけどさ、面白くなくてさ」
「どう面白くねえんだよ」

「アンタにゃまだ早いよ」

「チェッ、ならそんな意味深な話すんなよ」

美姫は笑った。それもそうだ。

「母ちゃんまだ33だよ?なぁんか虚しくてさ」
美姫の本音なのだろう。
つい漏らした弱音に、美姫本人が慌てた。
すぐに冗談で笑い飛ばそうとした。

「アンタの友達のほら、ミッチに似てる子、紹介しなよ!」

カイトはカチンときた。

「はあ?」

「たまには若いエキスでも吸わなきゃな」

なぜか、猛烈に頭に来た!
「何言ってんだよ!この淫乱ババア!」

美姫が手を出した!

「てめえ親に向かって」
「うるせえ!」

ガタッと立ち上がり、取っ組み合いになった。

多少酒が入っているので、真っ赤になりながら、組みついている。

カイトは手加減が旨く出来ずに、床に美姫を組伏し、馬乗りになった。

「ハァ、ハァ、ハァ、何だよ、親に手を上げようってのかい?最低だね!アンタの親父と一緒だ!」

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