ヒロキは今回試験の最終日に涼子におねだりをしていた。
待ち合わせは2時。
駅まで迎えに来てもらい、目立たない隣町のホテルに行くことを計画した。
気乗りしない母を、試験も頑張るから、と説得した。
部屋に入ると涼子は改めて尻込みした。
ツインベッドに二つの枕。
ここが何をするところか、思い知らされる景観だ。
息子の後にシャワーを済ませ、バスローブで出てきた涼子。
ヒロキは手に何かを握って涼子の前に差し出した。
そっと開くと、彼の手のひらに、4、5枚のコンドームが・・・
涼子は身を縮めた。
(こんなにたくさん・・・)
(今日は・めちゃくちゃにしてあげたいからね・・)
涼子は伏し目がちに呟いた。
(6時には家に帰らないと・・)
時計は2時半・・・
ヒロキはバスローブを脱いだ。
逞しく、美しい裸体だった。
その中心は、すでに欲望を主張して反り返っている。
目を背ける母のバスローブを引っ張る!