カイトの両手は腹からゆっくりと上がり、ブラジャー越しに乳房を包んだ。
(ハフ・・・)
鈍い快感が張った乳房を責め立てる!
乳首など、まだ触られてもいないのに、甘いため息が漏れそうになる・・・
涼子は両膝を擦り合わせて宙に浮きそうになる体を踏ん張った。
その膝頭にカイトの指が触れた時、涼子は覚悟した。
指先は、まるでナメクジのように太ももを這い上がって来た・・・
下腹部が脈打つ恥辱から逃れたいが、力が入らない。
もう、涼子は全身が息づいていた。
(ハァ・・ハァ・・ハァ・・)
うっとりと目を閉じて、指先がある場所に到着するのを期待している。
脚は自然に開いて行き、カイトの手のひらはゆっくりと付け根を目指した。
(ハ!)
股間の恥ずかしい膨らみに、手のひらの温度を感じた!
涼子はやっと訪れた恍惚に安堵し、頭をカイトに預けた。
涼子のそこは、下着の上からでも指先がテラテラになるほど蜜を漏らしていた。
まるで、その膨らみの中いっぱいに蜜が溜まっているようで、いくらでも溢れてくる。