会社の制服が彼女のカラダの至る所を強調している。華奢なカラダに似つかわしくない大きな胸が上下に揺れながら近づいてきた。
「オッス、かわいい麻衣チャンが相手してくれるなら、そんな事しないんだがな」
「えっ、じゃウワサはホントだったんですね」
「おじさんを甘く見るなよ〜…なんてな。今度不祥事起こしたら、完全にクビだからさ。おとなしくしてるよ。」
「西野課長の武勇伝いろいろ聞いてますよ。今どきの若いものには真似できませんよね〜。特に女子社員の間でも人気ですよ」
「お誉めの言葉として、頂いておくよ。何か探しもんかい?」
廊下の喫煙ブースから資料室へと二人は入った。
「どれどれ、平成17年度の…」
メモを見ながら彼女の探し物を見つけてはラックに積み上げていった。
「さすが〜前任より早いですね。西野課長とゆっくり話しながら、探そうと思っていたのにな〜」
「サッサと片付けてからでも話しくらいできるぞ。おれに相談があるのか?高いぞ〜」
「お金取るんですか?」
「麻衣チャンなら、居酒屋のビールで手を打っても良いぞ」