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まろ 2011-01-27投稿
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「三木、面白そうなもの見てるな。」


静かに開いた教室のドア。
夕方の5時、
人通りの少ない場所にある空き教室に俺は一人でいた。



「別に、面白いものじゃねーよ。」



サッと手に持っていた物を隠す。



「同じクラスのクラスメイト…しかも男の写メを眺めてにやけてるなんて、俺には十分に面白いがな。」



見られた。

だけど、だから何だ。


「だったらどうだって言うんだよ。好きなんだからしょうがないだろ。」


「そうだな。だけど荒川はお前の親友じゃないのか?」



そう、親友だ。
俺は親友を好きになった。

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