「はぁっ!!あっ!!!
すごいぃぃっ!!
いいですぅぅっ!!!
はっ!!あぁっ!!
ふっ……あっ!!
あぁぁあ〜〜〜っ!!」
「へへッ!!締まりが良いぜこのマ○コよぉ!!」
「次はケツにぶち込んでやらぁ!!」
「オラァ!一人二回までだぞぉ!まだ終わんねえのかぁ!!」
「まだまだいるんだぞぉ!」
一日目から、リルナは百人近い客を相手にしていた。
人気急上昇というマスターの言葉を、リルナは思い出していた。
(嬉しいな……。本当は私じゃ物足りない人もいるんだろうけど、こんなに集まってくれて……)
「ん!!ぁぁああ!!お尻は…!!そんな激しく!あぁあ!!」
「ぅおぁあ!」
「やべ!イクっ!!」
「はぁぁぁあ!!!……あっ!!ぁあ!……ああ!」
店中の男たちが満足し、
最後にリルナが挨拶した。
「はぁ!…はぁ!……あ、みな…さん…今日は…こんなにたくさん…集まってくれて…ありがとう…ございましたっ!
今日からリルは…五日間連続で、お店に来ます!」
店内に拍手と喝采が響いた。
リルナははにかみ、客を見渡した。
スタンドマイクを持つ手に、力が入らない。
「本当に…今日は、リルが店に来てから一番の、人数だったと…思います。嬉しいです!ぜひ、明日も来て下さいっ!」
一通り挨拶が終わり、
客は店を後にした。
「大丈夫?一日目から、なかなかいじめられたわネ…」
「いえ、きちんと皆さん…一人二回までって、守ってくれていましたから」
リルナは虚ろな瞳で、シャワー室へと向かった。