俺の上に跨がり、
そのまま両手を片手で床に抑えつけられる。
シュッと、樫本は自分の首からネクタイを外し、それを俺の両手首に巻きつけた。
「何する気だ…!
外せ!!」
嫌でも湧き上がる恐怖心を抑えて樫本を睨みつけて叫ぶ。
「たまんない、その目。」
カチャカチャとベルトを外される音が耳に届く。
「…っやめろ…!
なんで…こんな事…!」
「三木に興味が湧いたから。」
そう言ってニヤリと口を歪ませた樫本と目が合ったと思うと次の瞬間には、ズボンの中に手をはわされた。
「ぅわっ!…何す…!!!
馬鹿ヤメロ!!」
下着の上から荒々しくそこを揉まれて次第に自分の息が荒くなるのを感じた。
「大丈夫。気持ち良くしてやるよ。」
「ハァ、いやだ…樫本
ぅあ!あぁ…ハァ。」
下着越しというもどかしい快感に、俺は無意識に腰が揺れ始めていた。
「本当に止めてほしうよには見えないけど。」