「ほら、……で、……な…でもって…」
(@ω@)や、やめて〜!
大庭さんの低めの声が耳元を擽る…。
煙草と香水の混じった匂いがする。
み、妙にエロイ!
「し、仕事、しましょ」
「なんだよ、…あ、お前…感じちゃったとか?」
…か、…ばっばっ!
「馬鹿馬鹿しいっ!ち、違いますよっ」
「ふぅーん…」
大庭さんはようやく離れ…たかと思うと、頭一個分背の低い僕の肩に屈んで顎を乗せてきた。
「やっぱ…」
「え?」
ち、ちょっと…。
「蒼、本当に感じてないのかな?」
「ないですよ!」
それより近い!
顔が…。
「真っ赤じゃん」
それは貴方が近すぎるからでしょ?
「あーお♪」
なにこの人(°Д°)
キャラちがくない?いや、おんなじ??
「こんなチャンス、逃せないじゃん?」
チャンス?なにが…。
と、思った途端、大庭さんの唇がぶつかった。
僕の唇に。
…えええっ(め∀め)…!!
な、なん…!
初めてのキスからいきなり大人のキスされてる!
「お、お…ばさっ…ンフっ」
くちゅくちゅ出入りする舌に、僕は呆然としていた。
ちょっと!
展開が早いよ!