抵抗!
抵抗すんの!
高校生な僕は確かに健全な欲望を抱えてるから、刹那的な快楽に弱いわけで。
た、例えそれが…それを与える相手が「男」であっても…あ…か、快感…お、押し流され…て…
た、
たまるかあ!
気がつけばいやらしくも半裸な状態で良いように後ろからされまくり。
十本の器用な指先があらゆるところに滑らかに蠢いている。
「ね…え、大庭…さんン」
「なに」
「な…んで僕なのぉ…」
ああ、ヤバいっ、甘えた声になっちゃうよう(>ω<)
「借りに来てたじゃん、お前…」
覚えてたんだ。
「その時借りたもんがさ…ことごとく、俺が借りてきたヤツで…さらに言えば…か、可愛〜じゃん、お前って」
…あの、流れが掴めませんが…。
「そのあくまで黒い髪も、多少ぽっちゃりなとこも、小動物みたいな目も、ちっせーとこもさあ〜」
「やっ…あ…っ」
い、言いながら指先が!
「とにかく!俺は、俺は…お前が来た時から、こーなりたかったんだ」
「でも…ぼ、僕は…はっ…だめですよお〜やっぱり…お、男だし…んーっ…」
棚に両手をついて、立ったまま…ああ、どうしよう!