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俺の生きる意味 13

 2011-02-17投稿
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それから数日間は食事は運ばれてくるものも蒼星は現れなかった。

そのことがやたらとイラつく。

俺はすることもなく、学校にも行けず、寝てばかりいた。

うとうとしていると髪を触られた感覚がして目を開けた。

隣にはベットに腰を降ろした蒼星がいた。

「悪い…起こしたな」

髪からぱっと手を放した。

『…いや……寝てた訳じゃないから』

そう言うと軽く俺の頭を撫でた。

「調子はどう?どこか変な所とかない?」

そう聞かれてもいつもと変わりない。

『別に変わらないけど?』

俺がそう言うと蒼星は俺の胸に手をあてた。

『!…何しやがる!』

俺が手を退かせようとすると蒼星は俺の手を掴んだ。

「しっ……」

蒼星はしばらく目を閉じ、手をあてていた。

目をゆっくり開けると

「ほんとになんともないのか?」

と言った。

俺が何ともないと言うと蒼星は立ち上がり、電話をかけた。

「俺だ。今日は休むから替わってくれないか?」

しばらく電話で話すと部屋を出た。

俺がそのまま待っていると着替えた蒼星が戻ってきた。

俺の横に座ると

「顔色が良くない。これを飲め」

そう言って薬を出した。

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