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トライアングル 7

にゃんこ 2011-02-17投稿
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暫くクラスのなんやかやな下らない話をだべりつつ、課題を済ませた。

学内でもトップクラスの静瑠は俺たちの教師みたいな存在だ。

コーヒーも三杯目になったとき、連理が立ち上がった
「すわて、俺はそろそろ帰るぜ」

静瑠は止めない。
俺は…。

「れ、連理、もう帰んの」
「え、うん。悪い?」

悪い!
ばーか、居なくていいときゃいるくせしやがって。
必死な俺の表情を、連理は面白そうに眺めている。
「…じゃあね〜♪」

静瑠が連理のマグカップを片付けに離れた瞬間、鞄を肩に引っ掻けた連理が俺にそっと耳打ちした。

「頑張れよ?」

え?

それ…

「お前、それ…」

連理はニカッと笑って俺の肩を叩いた。

「かなり前からね…しってんの、俺ww」

な、な、な。

な、なん…

言うだけ言って、奴は去っていった。

うっそだろ???
知ってる??
な、ど、え??

前々からオカシイとは思ってたんだが…。

ど、どうすりゃいんだよ!
「…どしたの」

静瑠が、俺の真横に座った
やべえ…

これは、本当にやべえな…
コーヒーは、飲みかけのまま…放置されていた。

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