「キスしたいって顔にかいてあるぜ、琉聖」
「なんとでも」
手慣れたキス。
凄い巧い…はず。
俺、経験ないから他と比較できないし。
「琉聖…先に進んでいいかなあ?」
ドキドキ…する。
若干やけくそ。
「いやだね」
「俺、お前ならネコでもいーよ〜?」
「ネコ?」
連理はいやらしい声でそっと耳打ちした。
「受けのこと♪」
ば。
「おーまえ〜どーゆー生活してんだよっww」
「夢のある生活」
「ばーか…っ、ん、ちょ、まてこら」
首筋に指が這う。
「さかっちゃうじゃん〜俺もお前もお年頃だからあ」
「否定はできねえww」
濡れた音、ヤバいって…誰かに見られたら…っ。
「れ…んり、まずいって…ここじゃ…」
「じゃあどこならいい?俺…したい、琉聖と♪」
「か、考えとく!」
俺の首の後ろで連理が手を組む。
「琉聖〜可愛い」
「るせい、ばーろ」
キス中毒になりそう、俺。舌がこんなに気持ちいいなんて知らなかった。
静留と絡めたら。
…したいなあ…ww
「俺のこと考えてねーだろいま」
「うん」
連理が容赦なく俺の唇を征服すんのを俺は許してた。