『ひとみから言われたんだよね〜っ』
『えっ…何を?』
『聞きたい?』
『じらさないで早く言えよっ!』
『言うから、バーでカクテルおごってよ!』
『なんだそりゃぁ…わかったよ。おごってやるよ』
『やったラッキー!実はひとみから、優斗が来てたら、お店に誘ってきてって頼んできたんだ。』
『えっひとみがぁ』
『うん。動揺してるし!』
『ばか!いや、俺は大丈夫だけど…結婚間近だろ?あいつ…』
『だから、それは優斗の勝手な想像でしょ』
『そうだけどさぁ』
『あとね…』
『なに?』
『ひとみ変わったよ!』『えっ?何が?』
『ん〜っ…体型が』
『へぇ〜っ』
『メチャクチャスタイル良くなってるよ』
『マジでぇ』
『ビックリするかも』
太って…
胸デカくて…
太ももパンパンで…
下腹ぶよぶよで…
15年前の裸のひとみが頭にくっきりと浮かんできた。