『優斗!飲み直そうよ』
『ヨッシャ』
俺も切り替えたかった。
まどかにも悪かったし。
ボーイを呼びオーダーを通した。
ボーイが運んで来たのに気づき、目線をボーイさんへ向けた。
カラフルなカクテルと、ハーパーのW
ふと、ボーイさんの奥、入口から女性が一人入って来たのに気づいた。
“ひとみ…だ”
カジュアルな服装にジーンズ、髪はポニーテールだが、直ぐにわかった。
『ひとみが来たぜ』
『おっと、全員集合って訳か!』
『三人で飲もうぜ』
『私、外そうか?』
『何だよ〜っ、気にするなよ』
ひ『優君ごぶさたぁ』
ゆ『ご指名ありがとうございます。』
ひ『あ〜っ、まどかぁしゃべったなぁ!』
ま『へへへっ…』
ゆ『まぁまぁ、とりあえず三人で同窓会のやり直しだ。』
ひとみもオーダーして、俺はカップルシートで二人にはさまれた格好になった。
三人座るには狭いシートだが、三人で片寄せ合いながら懐かしい話に盛り上がった。