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ピアノ教師ひとみ32

優斗 2011-03-04投稿
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『優斗!飲み直そうよ』
『ヨッシャ』

俺も切り替えたかった。
まどかにも悪かったし。
ボーイを呼びオーダーを通した。

ボーイが運んで来たのに気づき、目線をボーイさんへ向けた。
カラフルなカクテルと、ハーパーのW

ふと、ボーイさんの奥、入口から女性が一人入って来たのに気づいた。

“ひとみ…だ”

カジュアルな服装にジーンズ、髪はポニーテールだが、直ぐにわかった。

『ひとみが来たぜ』
『おっと、全員集合って訳か!』

『三人で飲もうぜ』
『私、外そうか?』
『何だよ〜っ、気にするなよ』

ひ『優君ごぶさたぁ』

ゆ『ご指名ありがとうございます。』
ひ『あ〜っ、まどかぁしゃべったなぁ!』
ま『へへへっ…』
ゆ『まぁまぁ、とりあえず三人で同窓会のやり直しだ。』

ひとみもオーダーして、俺はカップルシートで二人にはさまれた格好になった。

三人座るには狭いシートだが、三人で片寄せ合いながら懐かしい話に盛り上がった。

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