何かされるのを覚悟したが蒼星は何もしなかった。
そのまま横に寝転び俺の髪をいじって遊ぶ。
『髪ばっか触って楽しいのか?』
俺が聞くと蒼星は手を離した。
「嫌だったか?」
少し申し訳なさそうな顔をした。
『嫌じゃないけどなんか子供みたい』
そう言うと笑いながら
『お前の髪気持ちいいんだよ』
そう言いながら髪をぐしゃぐしゃにした。
何か嬉しいと感じた。
俺おかしくなったのか?
そう考えていると
「お前…嬉しいのか?顔赤いぞ?」
と蒼星に言われさらに顔が熱くなるのが自分でも分かった。