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俺の生きる意味 19

 2011-03-06投稿
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『んな訳ないだろ!!』

ごまかすためキレたふりをして蒼星に背を向けた。

すると背中に蒼星が抱きついてきた。

背中に温まりを感じていると首筋にキスされた。

急いで振り返ると蒼星の顔がすぐ目の前にあった。

目が合うと指一本動かせなくなる。

ドキドキ…

高鳴る鼓動を悟られないように息をのんだ。

蒼星はゆっくり俺の上に跨がり髪をゆっくりかきわける。

優しく唇にキスをするとゆっくりと俺の上着を脱がした。

俺はされるがままだった。

というか拒否したら蒼星がどこか行く気がした。

蒼星は俺の首筋を舐めた。

『なぁー……何処も…行かない…よな?』

俺が聞くと動きを止めて、目を点にした。

「なんで?」

首を傾げ、不思議そうな顔をした。

『どこか行くような気がして…』

俺がそう言うと蒼星は微笑んで

「何処も行かないよ…だから…」
蒼星は話しながら俺の体を起こした。

「だから……秋仁…俺のものになれ…」

そう言って優しく俺を抱きしめた。

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