唇を離すと蒼星の目が開いていた。 「今のが………答え?」 『あっ……いやっ……そういう意味じゃ……』 あたふたする俺に微笑むと蒼星は俺を優しく抱きしめた。 俺が落ち着くのを待って、言った。 「お前……治療…受けろよ」 『え??』 「俺が担当だし、必ず俺が…治してやる。」 そう呟いて、ギュッと強く抱きしめた。 「好きな奴を絶対死なせたりはしない!」
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