二人は、ベッドに横になり、ひとみは優斗の腕枕で寄り添った。
『優斗ぉ』
『なに?』
『私は日頃ピアノの先生なの。』
『まどかから聞いたよ。』
『生徒達は、師匠が絶対的なの。私の指示や教えは必ず守るのよ。』
『ひとみ先生かぁ』
『私にとってはね、優斗が先生なの』
『(笑)エッチのかい?』
『そう…。私が女として喜びを感じたり、愛されてイク全ての基礎は、優斗、貴方のお陰だし、貴方から教えられたの。』
『大げさだなぁ』
『いいえ、私は高校時代虐めにあっていたの…。実はあの頃、孤独で自殺を考えて落ち込んでいたの。悩んでたのよ。』
『…』
『でも、優斗が私に興味持ってくれて、付き合って、全て変わった。命の恩人だし、リセットされたし、沢山の事、教わったわ』
『バカなエッチな事ばっか…』
『だから、私には大切で、大事で、絶対的なのよ、優斗は。』
『…』
『優斗が好きだった。大学一年の時、別れ話が優斗から出た時は、何も言えなかった。だって絶対的な存在だったから。』
『そうなのかぁ』
『今でも…昔から愛してます。そして…これからも…』
『ありがとう』
二人は、甘い口づけを交わしながら、体を絡め始めた…
疲れて眠りつくまで…
完