『先輩、僕、先輩が…』
可愛らしい声でなんとか君が囁き、低音ボイスでなんとか君が答える。
…ひえ〜!
これは…
「腐女子め…エコエコアザラク」
カズは姉に呪いの言葉を浴びせ、俺に向き直った。
「…ネタにみる?」
「え?あー…」
なんか変に意識して見ないっつーのも…。
「みる…か」
「テンションがたおちww」
そりゃあなww
あーOL見たかった…
『あっいやっ』
…テレビでは、なんかえらいことに…。
いたいけな感じの美少女、いや美少年に銀髪君が……うわわ、え、ちょっと…そんなことまで的な…。
チューのシーンだけでも、予想外にエロい…。
からめあう舌と舌がアップになって、音もリアルに響く。
『っ…あ、せ…ぱい…』
…
ヤバい、意外と…。
でもこんなんで感じてんのバレたら末代まで馬鹿にされちゃうじゃん(汗)
ながなが続くチュー…銀髪君が服を一枚ずつ脱がしていく…恥ずかしそうに真っ赤になってる茶髪君。
まてまてまて、俺、ちょっと恥ずかしいんだが!
膝がモジモジする。
やべって…勃っちゃうじゃんかあ〜!
あーもー
いまトイレ行ったらバレバレだろ…