「凄い…濡れてるよ、燐」
無表情で氷みたいな奴の癖に、ヤッてるときは子供みたいになる
それも計算なんだろうけど
感じやすい体も、変わってない…
「ぬるぬる」
「言うな、ばか」
尖らせた唇で、濡れてる亀裂をチュッと吸いあげると、燐の細い腰がビクッと麻痺した。
「あ…それ、きもちぃ…」
「じゃあ、たくさんしてやるよ」
唇で包んで、そのなかで舌を蠢かせる。
膝に両手を置いて、麻痺して跳ねるのを抑え込む。
「ア、アア、きもち…いいよう、ねえ、木戸ぉ…」
「名前、忘れた罰…翔真って呼んで。死ぬほど呼ばないと…ずっとイカせない」
燐のを、ぐっと根本を指で括る。
こうされると…イケなくなる…感じるのに。
「あっ、き…ン…し、翔真…翔真ぁ、僕…も…う」
初めて燐を抱いた時と同じように、いつでも燐は全力で乱れる。
指は括ったまま、うつ伏せにさせて、蕾を空いてる指で弄くった。
「アアアっ、あっ…ね、翔真…そこ、…いいっ」
「すんなり入るよ?俺以外とも寝た?」
その言葉に、うん、と答える。
「でも翔真がいい」
よく言うよ。
俺は自分のをソコに沈めながら笑った。