爽やかな鳥達の囀りに裕美子は目覚めた。昨夜のなまめかしい濃密な自慰行為が無かったかの様な爽やかな朝だ。裕美子は横でスヤスヤ眠っている愛奈を優しく起した。
その優しい声で娘の愛奈は眠そうに瞼を擦りながら裕美子に尋ねた。
『ママ… 今何時でしゅか? まだ、眠いでしゅよ…』
『今は6時半よ、愛奈ちゃん。ママはもう起きて愛奈ちゃんのお弁当を造らないと行けないから、愛奈も暫くしたら起きて来てネ。お洋服が独りで着れ無かったら、ママの事呼んでネ!』
『ハァーイ! 判ったァー!』と言って愛奈は愛らしく答えた。
裕美子はベッドから起き上がると薄いピンクのシルクのパジャマを脱いでベージュの胸が大きく開いた半袖のトップスを着ると、下には革製のタイトなミニスカートを履いた。
裕美子は着替えを済ませるとキッチンに行って、愛奈のお弁当を作り始めた。暫くすると美味しそうなお弁当が出来上がった。そして朝食のパンをオーブントースターに放り込んだ。愛奈の好きな牛乳をマグカップに注ぐと朝食の準備が整った。
すると愛奈の呼ぶ声が聞こえて来た。
『ママ〜! 独りではお洋服が着れ無いでしゅ。ママ、手ちゅだって〜!』
『ハァーイ! 今そっちに行くからネ!』と言って裕美子は寝室に向かった。そして愛奈の洋服を着させると、愛奈の手を引いてキッチンに行って2人で朝食を食べ始めた。
暫くすると娘の通園時間が迫って来た。裕美子は愛奈に早く食べなさいとせっつかせた。そして何時もの一日が始まった。
愛奈の保育園の送迎バスが来たので、愛奈の手を引いて玄関を出た。そして愛奈をバスに乗せると手を小さく振った。
送迎バスが走り去るのを見送ると裕美子は家の中に入って行った。
中に入ると裕美子の携帯電話の着信音が聞こえた。裕美子は携帯に目をやると彰からの受信メールだった。そこにはこう書いてあった。
『昨日は本当に濃密な一日だったネ!それに凄くエッチなオナニーシーンまで魅せてくれて、お陰で興奮して夕べはグッスリ眠れ無かったヨ! そのお礼に昨日ラブホで撮った写メを裕美子さんに送るからネ! by 彰』
裕美子は『もう、彰君たら本当にエッチなんだからァ…!』と心の中で呟いた。そして裕美子は携帯の画像を観るとそれは裕美子のあられも無いTバック姿だった。