あたしの名前はﾏﾐ!!バリバリの高校?年生です。
今日は，試験週間中だし，勉強しよっ!!ってやってたんだけど…―全然分かんない!!
「ここは，やっぱりあいつに教えてもらっちゃお!!」
そう考えたあたしは，勉強道具を持って家を出た。向かう先は，あいつの家。あいつとはあたしの幼なじみの，哲平の事。哲平はあたしの隣の家に住んでて小さい頃ｶﾗ良く知ってる。
顔は，カッコイイ方。だから結構モテる。性格も優しい…でも，あたしにだけは皆と態度が違うんだよねぇ!!!!
ちょっかいは出してくるし…背が小さいとか…馬鹿とか…
でも哲平は学年でも順位は上だから，馬鹿って言われても仕方ないんだけどね。サッカー部で運動神経も抜群だから，あたしなんか全然なんだよねぇ。
ピンポーンｯ!!!
チャイムを押す。すると，
ガチャｯ…―＼r
「はい…ってお前かよぉ（笑）」
Ｔシャツにジーパン…普通なのに，皆これがカッコイイんだって。「何よその言い方!!!!勉強分かんないｶﾗ教えて」
ﾃｯﾍﾟｲは頭をクシャクシャしながら，
「自分でやれ。お前の為に使う知識は俺にはねぇｶﾗ!!」
ム，ムカツク!!
「なんでそんな事ばっか言ってくんの!!?」
「うっせーなァ（笑）落ち着け犬!!」
「犬ぢゃないし!!」
暫く言い合いをしていると，折れたのか，
「ﾊｲ?（笑）入れば」はじめっから素直に入れてくれれば良いのにさァ。
「おぢゃましまーす」
階段を上がり，ﾃｯﾍﾟｲの部屋についた。
ﾃｯﾍﾟｲの部屋なんて何回も入った事あるけど…やっぱり男の子なんだなァ。
部屋には，脱ぎっぱなしの服が散らかっていて，壁にはギターが飾ってある。
あたしが部屋を見てると，
「さっさと入れば（笑）」
「あぁ…うん…」
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